有機物還元型農業にて富津・木更津・君津・袖ヶ浦の耕作放棄地を大規模耕作

新規就農支援に携わり

新規就農支援とは、畑や田んぼを持ったときに、一人で自立して農業ができるようになるための訓練期間。
一般的な農業のイメージだと畑を耕して、作物を植えて、手入れをして、収穫みたいなイメージですが、実際は大きく違います。
良い作物を作るためにはどうしたらいいか?
と、自分に問いかけながら、そのイメージを作れないといけません。
限られた道具を駆使して、考えて、使いこなして。

色々なものが発明され、私たちが生まれた時代より今の方がずっと便利です。
その代わりに、大事なものを必要としなくなってきたように感じています。

明日の天気を知りたければ、携帯電話でもテレビでもネットでも詳細がすぐわかります。
車の運転もボタンを押せばエンジンが掛かり、レバーを動かせば走り出します。
食品などを運ぶ貨物車は車が傾いても自動で水平になったりもします。
どんな場所にいても、お金を見ることなく買い物もできたり、自分の行きたい場所さえ考えることなく目的地に行くことも可能です。

新規就農者や農業研修者、体験者の方と接する機会が多いのですが、そんな今の空間にどっぷり浸かっている人は農業の現場でとても戸惑う方が多いようです。
知識だけではなく、土の些細な具合や葉の色合いの違いから、機械を使っての作業時の音の変化や微妙な振動の変化とか、水やりなどを均等にするバランス感覚や先を読む思考力など様々な感覚を駆使しないとキチンとした作物の実りは期待できません。

新規就農支援の現場で必要とされる感性を育んでほしいと感じています。
決して「農業だから」などと侮らないでください。
これからを担う若い力に期待しています。

(so)

 


 

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